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翌日はヘルパーの女性が、尻屋崎の灯台食堂に有る「うに丼」をぜひ食べに行きたいという話をしていました。 他にお客さんも無く、私も一緒に連れて行って頂けることになって、オーナーとアラシも含めて三人と一匹で尻屋崎へ行くことになりました。 灯台食堂は尻屋崎灯台の向かい側に一軒だけぽつりと建つ、お土産物屋さんの中にある食堂です。 うに丼の他にもあわび丼なども有り、おでんもなかなか充実してました。 |
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私は迷うことなく「うに丼」を注文しました。(うに丼にみそ汁、お新香に、タコの酢の物、めかぶが付いて確か1500円也) 実はものすごーく霧雨も降っていて寒かったのですが、どうしてもビールも飲みたく… 結局つぶ貝のおでんも二本買って、暖かいつぶを肴にビールも楽しんだのでした。 売店からは灯台は少し離れており、天気が良ければ行きたかったのですが… 売店近くの芝生でしばらくアラシを遊ばせてから、灯台に行くこと無く尻屋崎を後にしました。 |
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尻屋崎からの帰りは、有名な寒立馬を見に連れて行って頂きました。 海岸に馬が放牧されており、このシーズンは緑に覆われていますが、冬の厳しい季節には雪の舞う中の馬を見ることが出来るんでしょうね。 さらに進んで牧場の中を通る道を車が走ると、脇に狐が姿を見せました。 すっかり人間に慣れて、餌付けされているためか、車の周りにちょこんを座って餌をくれるのを待っています。 しばらく座っていましたが、餌がもらえないのがわかると、次の車に向かって歩き始めました。 |
行きに岩屋漁港で何やらお祭りをやっていることを確認していた私たちは、帰りに立ち寄ろうと決めていました 道路脇の漁港に大漁旗が舞っており、いくつかのテントも立っていて美味しそうなにおいも漂って来ます。 テントの中には炭火焼きのスペースも有って、水槽に入っている好きな物を買って来て良いようです。 私たちはまず、生ウニを買ってきました。 祭りも終わりにさしかかり、最後ということもあってか、6ハイで500円とお買い得でした。 あらかじめ殻は割ってあり、ワタも取ってあるので残っているウニを美味しく頂きました。 |
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アワビは小振りなものですが、一個500円で、生きたものを水槽から出してくれました。 まだ生きて動いているアワビを、炭火の上にのせて、焼き上がるのを待ちます。 火にかかり、もだえ苦しむアワビを、ちょっと半生くらいの感じでハフハフと… うーうまい! 残念なことにビールが品切れの上、追加の樽の到着が遅れていたため、今回ばかりはビール無しで、焼き上がったアワビの身をキモにからめながら食べたのでした。 |
この日も同泊の方は御夫婦。 みんなで「むつグランドホテル」の温泉に入った後、「鳥昌」へ夕食に出かけました。 「鳥昌」と言う名前ですが焼鳥屋ではなく、ほたてを中心をした魚介類の定食を食べさせてくれるお店です。 (お店で下北のガイドブックも作成していて、手作りらしい細かな情報が沢山載っています。) 私はお昼に続いてかなりの贅沢をして、ほたて料理がたっぷりの「むつ湾定食」を頼みました。 ホタテの刺身、煮物、フライと、まさにホタテ三昧で、お腹いっぱいでです。 |
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三日目、いよいよ今日で埼玉へ戻る日です。 Muuもログハウスの木のぬくもりが感じられる、やわらかくて、暖かい宿で、一度でその居心地の良さに惚れ込んでしまいました。 少しだけですが、部屋の感じの写真を撮りましたので載せておきます。 決して広いとは言えませんが、光が沢山降り注いで、少人数でゆったりと過ごすにはもってこいの宿であると思います。 こんな感じの部屋で、ぐっすり眠って、目を覚ますと後は悲しいながらも埼玉へ戻らなければなりません。 |
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看板犬のアラシとも今日で一旦お別れです。 入り口を入って左側のテーブルの上、座布団の席がアラシの指定席。 ちょこんと座ってお客様をお迎えし、この席から降りてうろうろすることも有りません。 本当におりこうさんで、ペロペロ指を舐められると、もうメロメロになってしまいます。 朝食は食パンに目玉焼き+ハム/ソーセージというオーソドックスなものですが、食パンは沢山焼いていてくれたので量に不足は有りません。 朝食を食べてからは、「頭文字D」の漫画など読みながらのんびりと過ごし、帰りは「きらきらみちのく津軽」に乗ることに決めました。 20日より青春18のびのびきっぷが使用開始となり、整理券の500円を買うことにより、この快速に乗ることが出来ます。 きらきらみちのくには展望用にシートが外に向く座席や、正面を望むことが出来る席も有りました。 |
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かなり恥ずかしかったのですが、人が居なくなるのを待って、正面の展望席に座ってみました。 木々に囲まれた一直線の線路、流れる景色は本当に綺麗でしたよ。 三沢では古牧温泉に入って、ここでものんびり。 って、のんびりしていたら霧で三沢空港に飛行機が降りられないかも… と、いう状況になっていました。 新幹線に向かう人、青森空港に向かう人と、慌てている人もいましたが、まぁ諦めて空港で時間を潰していたら無事飛行機は定時に到着し、何事もなかったように今回の青森の旅は終わりました。 |
2003.7.20〜21 |