紅葉の十勝岳と丘めぐり


 星の庵の新館が完成したという話を聞いて、残暑厳しい関東を離れて紅葉の美しいこの季節に美瑛を訪れることにしました。

数年前に訪れた時には、幸運にも同泊の方に高原温泉へ紅葉を見に連れて行って頂きました。
そして、今年は数年ぶりの美しさということもあって、どこかで紅葉を見られれば良いなぁと思ってはいたのですが…

雨上がりに虹を望む(張り合わせなのでちょっとゆがんでいるかも)

美瑛 星の庵より 雨上がりに虹を望む

注:全体を撮れなかったので、3枚を張り合わせて1枚に加工しています。



 星の庵に到着すると、玄関の横には木で作られた新しい表札が私たちを迎えてくれます。

以前の建物の隣に新館が建てられ、2階に有った食堂兼憩いのスペースがこちらの新館へ移動してきました。

室内の感じは木の地肌が感じられる落ち着いた雰囲気で、このあたりは旧スペースと変わりは有りません。


 着いた日は、新しくなった檜風呂にのんびりと入って、夜は例によって飲んで、あっという間に時間が過ぎてゆきました。
星の庵 新館の玄関
畑より星の庵を望む  二日目はみんなが出かけるのを見送った後、久しぶりに絵はがきなど書いてゆったりと過ごしました。

最近はメールで済ませてしまうことがほとんどなのですが、出来る限り旅先からは絵はがきを出すように心がけています。

前に会ったときはこんなことして遊んだなぁとか、今は元気にしてるのかなぁなど、いろいろ考えながら葉書を書くのもなかなか楽しいものです。

今回は沖縄でお世話になった方を含め、7通程ですが絵はがきを書きました。
 書き終わった後は美瑛郵便局へ絵はがきを出しに行き、北工房でコーヒー。

 星の庵へ歩いて戻っている時に雨が降り始め、町民スキー場のコーナーを曲がったところではもうどしゃぶりの雨になってしまいました!!

雨宿りをする場所も無く、雨の中とぼとぼと歩いていると、御近所の方が車に乗せて下さり、庵まで送って頂きました。
いや、本当に助かりました。感謝!感謝!

雨上がりには北西の丘の方に大きな虹が!二重になっていて、とても綺麗で、いつまで見上げていても飽きない程でした。
二重に架かった虹のはしっこ
十勝岳温泉 凌雲閣より紅葉を望む 凌雲閣周辺の紅葉
ナナカマド  三日目は、同泊の方々があちこちを巡る計画で、その車に運良く乗せて頂くことが出来たので本当にあちこち巡った一日となりました。

 まずは十勝岳温泉 凌雲閣へ。
と、行っても温泉に入るのではなく、少しだけ登山道を登って紅葉を見ることになりました。

登山道入り口の展望スポットには沢山の人が集まっていましたが、見て納得!紅く色づいた山肌を一望することが出来ました。

登山道の脇にはナナカマドも有って、真紅と呼べる程に紅く染まっていましたよ。
 少しだけ登山道を登って紅葉を堪能した後は望岳台へ。

望岳台は紅葉という感じではなく、殺伐とした雰囲気漂う場所です。
二月にはクロスカントリースキーで来ていますが、殺伐とした感じは変わらずと言ったところでしょうか?

石のモニュメントの前で二月と同じように集合写真を撮って、吹上温泉へ向かいました。

 が、ここでも温泉に入る訳ではありません。
どんなところか見に行きたいという話だったのですが、足だけでも…と、女性の方々はおじさん達の中、服を着たままで足湯を楽しんでいたようです。
望岳台にて 同泊の皆さんと
キガラシの丘  模範牧場を眺めた後、旭川にあるラーメン屋さん「ふるき」へ昼食に向かいました。

ここではしゃべるのと食べるのが忙しく、写真を撮るのを忘れてしまいました。

今回もいつもの味噌チャーシューを頼み、ビリ辛の味噌に汗をかきつつ美味しいラーメンを堪能しました。

 丘の畑も緑色の中に、茶色が目立つようになって来ていたのですが、そんな中に一面キガラシの黄色が映える美しい場所が有りました。
まさに刈り取られる寸前の状態で、写真を撮った後は虎刈りの状態になっていました。ギリギリセーフ
 昼食の後は、パン屋さん巡り!と言うことで、旭川に有る「麦々堂」を探してようやく見つけたのですが…
既に売り切れでお店は閉まっていました。

残念〜という訳で、次の目的地である中富良野の「Shimba'Cafe 小川屋商店」へ。
紅茶にケーキ、ベーグルにスコーンと、美味しくくつろげるカフェです。
とか言いながら私はハートランドのビールなど飲んでいたんですが…

ここの窓からは芦別岳が綺麗に見えました。

 白銀荘で温泉につかった後、札幌へ向かう二人を美瑛駅でお見送り。
またきっと会えると思っていても、別れの瞬間は寂しいものです…
夕焼けに薄紅に染まる山々
星の庵 窓より旭岳の眺め 四日目はいよいよ最終日。

 この日は出発するみんなを見送った後、天気が良かったので庭のベンチに腰を下ろしひなたぼっこ。

鳥のさえずる声しか聞こえない、そんな静かで贅沢に思える時…

残っているお客さんや、宿の小さな娘さんと遊んだり、のんびりと話をしたりと今回の旅最後の時間はゆるやかに流れてゆきました。

 この日が一番天気が良く、星の庵の一階にある大きな窓からは山々が綺麗に見えました。
 この日の飛行機は旭川空港発の夜便だったのですが、のんびりと太陽の下で過ごしているうちに、「まぁ、こんなもんかなぁ」という気持ちになってきました。

お昼過ぎの便に空席が有ることを確認し、駅まで送迎の方がいらっしゃったので私も一緒に乗って、予定より早く庵を去ることにしました。

 最後の食事は駅近くの「純平」で。
ボリューム満点の「むね肉のチーズフライ定食」をサクサクっと食べて空港へ向かったところで、今回のお話は終わりとなります。

 今回も楽しい方々と沢山めぐり会えて、笑って、飲んで、語った4日間でした。

次は年末年始に来る予定ですが、どうなるか…
連休中に持ち寄って飲んだお酒の数々
2003.9.20〜23