真壁型と知念大工型の比較


真壁型と知念大工型の三線の違いについては詳しい文献やWebを参考にして頂くとして、

なめらかな曲線で構成される真壁に対して、知念大工型は天や鳩胸に稜線が走っているという違いが有ります。

私の保有する上里三味線店製の真壁型と、金城三味線製作所製の知念大工型について比較してみました。

一本の稜線が走ることによって三線の持つ雰囲気が違ってくる訳ですが、知念大工型も直線だけではなく
あくまで美しい曲線がベースに有って、その中のアクセントとして稜線が走っているという感じです。
特に同じ知念大工とは言え、丸みを帯びた照喜名三味線店製のような型も有りますから
必ずしも「知念大工=直線的で無骨」とは言えない訳ですが。

天や鳩胸以外にも、野坂の傾き始めの部分の滑らかさや角度、鳩胸の膨らみにも違いを見てとることが出来ます。

真壁型と知念大工型の比較

そして、型こそ違えどちらの三線も美しく優劣を付けられるものでは有りませんね。