« 横浜港シンボルタワーへ | メイン | 赤レンガ倉庫 横浜クルーズ »
2015年11月21日 (土曜日)
JAMSTEC 地球深部探査船「ちきゅう」一般公開
赤レンガ倉庫隣りの受付広場に着くと既に埠頭への連絡バスを待つなが~い列が...
あちゃ~これは乗るまでに時間がかなり待つことになりそうだな... と心配したのですが、立席で良ければ
すぐに乗ることが出来るということで、結局待ち時間 0 で乗ることが出来ました。
公開会場の埠頭が近づくと段々と「ちきゅう」の高い櫓(やぐら)がビルの間に見えて、バスの中も興奮が
段々と高まってきます!
普段は入れないコンテナ埠頭の中へバスは進み、いよいよ「ちきゅう」のすぐ傍に到着!
白く大きな船体に高い櫓、そして特徴的な船首の上に乗っかっているヘリポートのお皿! すごい~!
乗船待ちの人たちの長い列もすごかったですが(笑)
JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」の就航10周年を記念して開催された一般公開イベント、なんとか
先着受付の定員内に収まったようで見に行くことが出来ました。
長い行列の原因は急な階段の連続と、狭い船内...
小さなお子さんからかなりな年配なお年寄りまで、ビルの4~5階相当を階段で上り下りするため、段々と行列は
長くなる訳です。
階段を上って、ぐるぐるあちこち回って、ようやくたどり着いたのは操舵室!
レーダーやGPSの装置が沢山置かれていました!
この「ちきゅう」、世界各国からの研究者を受け入れているため、船内の表示などは全て英語が基本!
それでも日本の船らしく、操舵室には神棚が置かれていました。
研究者の方々と同様に、神様も大勢で相乗りのようでした (^-^;;
そしていよいよ櫓の間近へ!ここで切削用のパイプを継ぎ足しながら、水深数千メートルの深海底を
さらに最大約7000メートルまでくり抜くことが出来るそうですよ!
その先端に付くのはこの硬いドリルのヘッド!
採取した試料は、まず人間用のMRIを使って中身の確認を行うのだそうです。
積み上げられているのは、船と海底面に設置される噴出防止装置(BOP)をつなぐライザーパイプ。
長さ27メートル、外径1.2メートル、重さが約27トンもあるんだそうですよ!
実際に切削に使用するパイプはメンテナンス中で見ることが出来ませんでした...
何段にも積み上げられているライザーパイプを横から見るとこんな感じ↓
右下に写っている人と比べるとその大きさ、長さがよく分かると思いますが。
かなりの混雑で予定されていた1時間の見学時間はかなり超えてしまいましたが、滅多に見ることが出来ない
地球深部探査船「ちきゅう」の内部を見ることが出来て楽しかったです。
■By mura-san | 2015-11-21 23:55 | おとなの社会見学 / 鉄・飛行機・船 | コメント (0) | トラックバック(0)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://mura-san.jp/blog/murasan-tb.cgi/6077
*トラックバックをお送り頂く際には、一緒にコメントも頂けると嬉しいです♪